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Home Plate Umpire No Call on the Rule 5.06 (b) (3) (E).

 投稿者:#47 Ump.  投稿日:2021年 4月 7日(水)20時55分48秒 KD121107050001.ppp-bb.dion.ne.jp
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   先ず、最初に言っておきたい。
その出来事(Play)を、自らが、新たに戒めるための糧にしたいと考える。

 その前に、その時の状況をつまびらかにしなければならない。

 3月26日(金)、東京ドームのNPB2021年開幕戦、巨人対ベイスターズ戦に、友人のMチャンから誘われた。
東京ドームではコロナ感染対策が取られ入口で検温・消毒して入場。場内の観衆は通常の1/3くらい。
 試合の結果は、九回裏、代打亀井が逆転サヨナラ本塁打を放ち、8-7で巨人が勝利した試合であった。

 その出来事は初回裏に起きた。
巨人が三点を先取して、なお一死・走者満塁。打者松原(背番号31)に対し2ストライクと追い込んだ後、
横浜の先発投手浜口が投じたボールがバウンドとなった。

横浜の捕手嶺井は、そのボールをミットに収められず、逸らしてしまい、こともあろうにマスクでそれを止めたのだ(写真中)
球審牧田は、嶺井が右手でボールを拾い上げたのを確認した後、タイムを掛けボールを交換し、試合を進行。

 え~ツ?!! それってアドヴァンシング・ベイス(1個進塁)じゃないの???
走者それぞれを一個進塁させ、巨人に一点追加するんじゃないの~!!
何故、走者を各々一個進めないんだ・・・???

 と、筆者は心の内で叫んだ・・・ところでどうにもならない。

 筆者は思ったネ・・・。一塁の山路審判員は、もしかしたら(?)打者が影になって、そのプレイが見えなかったかも知れないが、
笠原二塁審判員と三塁の柳田審判員には、見えていたに違いないと・・・。

 でも、試合は何事もなかった様にテンポ良く、とんとんと進んで行ったネ~。

もしかして、規則知らなかった・・・???規則5.06(b)進塁、(3)、(E)を・・・。

 後日、友人のYチャンが、当試合を録画していると云うので、検証してもらった。
その結果、球審牧田は、横浜の捕手嶺井がマスクでボールを止めたのを観ていなかった。

 嶺井は、そのボールをミットに収められず、逸らしてしまい、顔から外したマスクでボールを止めようとしている。
その様子を牧田も観ているようだが・・・(写真上)

 球審牧田は、嶺井がマスクを使ってボール止めたのを注視することなく、二塁方向を向いてしまっている(写真中)
牧田が見たのは、嶺井が右手でそのボールを拾上げたときだ(写真下)

その映像を観て筆者は思ったネ・・・。

 審判員の基本は、一に「ボールに正対」、二に「ボールを注視し・片時もボールから目を切ってはならない」、
三・四がなくて(?)、五に「角度と距離」である。

 そう、ジム・エヴァンス校長から、口すっぱく教え込まれたものだ。

 ボールを注視することで、プレイを見切れるし、プレイが介在する場所を感じ取れるんだヨ。

「ボールに正対し、ボールから目を切らない」簡単なようで、中々難しいスキルだ。

この出来事を「対岸の火事」とせず、今一度、基本に立ち返ってみよう・・・。

審判員の端くれとして、自分を戒め、見つめる機会に恵まれた、そんな東京ドームであった。

追記:捕手峯井は、もしかしたら(?)ボールを逸らしたとき、マスクで止めるのが癖になっているかもしれないネ。
   一度あったことは、二度・三度と起きる可能性があるゾ。

Watch the ball, Glance at the runners and take your good angle and distance!!
 
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